高知の県民おやつ。MACKのポップコーン。

花きび

高知では「春を呼ぶお菓子」とも言われ、春にしか味わえない季節限定のポップコーン♪
高知版ひなあられ『花きび』

高知では「あられ」ではなく、
「ポップコーン」が雛菓子なんです。




高知では昔むかし、そのまた昔の頃...

「はなきび」というトウモロコシを炒って、紙袋に入れ

「はなきびいらんかえ~」と売り歩いている方がいました。


その「はなきび」をヒントに、シュガーコーンに
色をつけてみたらどうだろう・・・と、試行錯誤の上
昭和四十年ごろ、現在の「花きび」が出来ました。

桃、菜の花、若草色に色付けられた、
とても可愛くて美味しい花きび。



たくさんのドラマがある、素敵なお菓子です。



  母と一緒に色の濃いところを競争して
  食べていました。今は娘と競争して食べています。



  あなたが大好きだからと、母がいつも
  買ってきてくれた思い出のお菓子。
  スーパーに陳列されだすと、亡くなった母を
  思い出し、心が温かくなります。



  大阪に出て、初めて花きびが高知のお菓子だと知りました。
  どこにでもあるものだと思っていたのに!
  そうか!あられは米やもんね!!
  二十歳までずっと花きびは雛あられやと信じちょった(笑)
  今は高知から送ってもらいゆう。



  まだ小さかった頃、うちには雛人形がなくて、
  欲しくて仕方なかったけれど、買ってくれなくて、
  でも母がいつも必ず花きびだけは買ってくれました。
  成人して、自分で買えるようになっても、やっぱり
  「あんた好きやったろ?」と買ってきてくれます。
  母に聞いたら、
  「これが私に出来るあなたへのひな祭りながよ。」
  普段は淡白な母からの言葉。
  私は花きびを見ると母を想います。



花きび一つに、まだまだたくさんのドラマがあります。




花きびには合成着色料をほんの少しだけ使っています。

私たちも、本当は合成着色料は本当は使用したくなかったです。


大手食品メーカーと一緒に色々試してみたのですが
天然着色料は熱に弱く、花きびを炒ると色が全部飛んでしまいました。


大手メーカーは、完成したシュガーコーンに、
天然着色料を入れた水をスプレーしたらどうか・・・と提案してきましたが、
湿気た花きびを食べたいのか?と疑問...。


まだ、熱に強い天然着色料の開発が進むまでは
合成着色料を使用することにしました。



ただし、やはりまだ不安に思う方がたくさんいらっしゃいます。


私たちは、ごくわずかな色粉(日本基準値よりさらに微量)で
きれいに出来るよう、一回一回炒るごとに、釜をきれいに洗い、
細心の注意を払って作っています。



商談会でお会いした、とてもとても大きなスーパーのバイヤーの方に

「これは本当にいい商品だ。
 今の技術じゃ、天然着色料がつかえない事も分かる。
 でもこれは高知の文化だ。大切にしてください」




と、とても力強いエールをもらいました。



食を通じて文化を紡ぐ・・・


花きびは高知の文化です。

これからも真心込めて、大切に受け継いでいきたいと思っています。