高知の県民おやつ。MACKのポップコーン。

あぜち食品について

弊社は昭和51年1月に、現在の社長(畦地多司世・あぜちたしよ)が脱サラし、
市場に乾物を仕入れ、小さい商店などに卸したのが始まりです。

当時、歯科衛生士をしていた専務佳(よし)は、多司世のお給料と、
自分のお給料があれば何とか生活が出来そう・・・と思っていたのに、
ある日、小銭をジャラジャラ言わせながら、満面の笑みで
待ち合わせ場所に現れた多司世は、

「仕事を辞めた!これからはこれで食っていく!」

と断言され、途方にくれたそう・・・


狭いアパートに軽のトラック、そこからあぜち食品はスタートしました。


乾物から始まり、さきいか、豆菓子と少しずつ商品を増やしていき、
得意先も少しずつ増え、一軒家に拠点を移します。


そして、当時は絶対に無理だと思われた、スーパーにも
陳列してもらえるようになり、気づくと高知県内の酒店、
スーパーに弊社商品が陳列されるほどに・・・


一軒家でも手狭になった昭和60年、現在の地に拠点を移し、
有限会社あぜち食品と、法人化しました。

色々苦労しながら、昼も夜もなく必死に働き、
会社を立ち上げて、これからという時、




昭和63年11月13日、専務が家で末娘の七五三の準備をしていたとき、
会社は屋根裏からの漏電で全てが焼け落ちてしまいました。


あの時の社長、専務、従業員達の顔を、
小学6年生だった私は今でもはっきりと覚えています。


本当だったら絶望してもおかしくない状況で、
誰もが前向きに、復旧にかかったのです。




皆の顔は、絶望的な表情ではなく、
こんなことで負けてたまるか!やってやる!!
そんな顔をしていました。



すぐに仮倉庫を作ってもらい、二週間後には得意先に納品できるまでに・・・

このときの火災があったから、専務の腹のくくりが、
肝が据わった人間になったのかもしれません。

(誰からも「おかあちゃん」と慕われ、肝っ玉母ちゃん"まんま"です^^)



そして、火災から3年後、今の社屋が完成しました。


社屋が出来て五年後に、多司世・佳の長女、
和田しほこ(サイト責任者)が入社。


入社して一年、平成10年9月24日、次は高知を襲ったゲリラ豪雨。
一晩で1000ミリを超す豪雨が高知を襲いました。

この豪雨は弊社がある大津が特に被害が大きく、
会社も床上110センチ浸水、PC、車6台、1階に置いてあった商品、
全てが廃棄処分に・・・



しかし、一度火災を経験しているからか、

なにくそー!こんなことで負けるもんか!!
と、1ヶ月で完全復興。



火事、水害と色々な困難があったけれど、皆で協力し、得意先さまにも
信頼してもらえるよう、コツコツ地道に卸していました。




そんなとき、あぜちに運命的な出会いが・・・


平成15年10月中旬・・・

専務が資材メーカー関株式会社の担当Nさんと世間話をしていたときのこと。

関さん「高知市泰(はだ)にある久保田商会さんが廃業するがやと。
    映画館も次々閉館していくし、会長も年がいって、
    しんどくなったらしいよ。
    シュガーコーンや花きびも無くなるがやねぇ。」


専務 「もったいないねぇ・・・寂しいねぇ・・・
    高知の味がなくなるなんて・・・」



関さんが帰った後も、珍味の封をしながら、悶々としていた専務。


やっぱりもったいない!!
無くすくらいならうちがやる!!!



専務はすぐに社長に電話して相談。
社長もよっしゃ!と、久保田の会長に電話をし、関さんと話した二時間後には
久保田商会で話をし、その日の夜、会長よりお願いしますの返事をもらいました。



二週間で、駐車場だった場所をポップコーンの工場にし、
平成15年11月3日、マックのポップコーンはあぜち食品で
新たなスタートを切りました。


ポップコーンの製造を始めて約10年。


想像した以上に大変だったポップコーン業務。
夏は灼熱地獄、砂糖が絡まった不発弾は狙ったかのように
頬やまぶたに飛んできて、水ぶくれ・・・

暑くて、熱くて、痛い・・・持っている杓文字を壁に投げつけたいくらい
痛くて、痛くて・・・


でも、グッとこらえて、手作りにこだわり、昔から愛されている味を
変えないよう、消えそうになったこの味を、もう絶対に消さないよう
皆で頑張っています。



マックのシュガーコーンは、50代60代の方たちに
青春の味ながよ!


なんて、言われるんですよ。

この方達にとって、高校生や大学生、20代だった頃、
当時の一番の娯楽は映画館へ映画を見に行くことでした。

まだDVDもビデオも無い時代、、、


映画館で甘いシュガーコーンを当時の彼女と、彼氏と
映画を見ながら分け合って食べていたのを思い出すんだとか・・・


飽きっぽい人が多い高知で、半世紀も愛されているお菓子って
本当に少ないんです。



この味をもう無くさないよう、
今日も真心込めて作っています。


有限会社あぜち食品

会社概要

会社名 有限会社 あぜち食品
住所 〒781-5102 高知市大津甲595-6
TEL 088-866-5453
FAX 088-866-8385
創業 昭和51年1月
設立 昭和60年4月5日
事業内容 ポップコーンの製造、珍味、豆菓子の販売、一般菓子の販売。
資本金 500万円
主要製品 マックシュガーコーン、花きび、ポップコーン
さきいか等海産珍味、ピーナッツ、イカリ豆、柿ピーなど豆菓子
出し昆布、若布などの乾物等
主要取引先 (株)エースワン、(株)サンシャインチェーン本部、(株)サンプラザ
(株)サニーマート、(株)ナンコクスーパー、(株)JA全農高知、
(株)佐野屋、(株)よどや、 リカオー(株)、高知県下各量販店、
旭食品(株)、(株)高山 ※あいうえお順